京浜歴史科学研究会 歴史を歩く会 2008年秋
矢口の渡しから池上本門寺へ
【日時】 | 11月16日(日)(雨天順延 11月23日(日)) *実施の問い合わせは当日午前6〜7時までに事務局へ |
【集合】 | 東急多摩川線矢口渡駅改札前 午前10時 |
【コース】 |
矢口渡駅<集合> ↓ 矢口の渡し跡 古多摩川・古矢口渡 ↓ 工場のアパート ↓ 桂川精螺製作所 ↓ 十寄神社 ↓ 新田神社 新田義興 ↓ 妙蓮塚三体地蔵尊 ↓ 白洋舎 ↓ キヤノン本社 ↓ ガス橋緑地<昼食> ↓ 六所神社 ↓ 蓮光院 ↓ 天祖神社 ↓ 東急池上線千鳥町駅 ↓ ↓<電車>120円 ↓ 東急池上線池上駅 ↓ 六郷用水 ↓ 本門寺 総門、 石段、 日蓮像、 梵鐘、 日樹聖人五輪塔、 加藤清正供養塔、 中村八大墓、 大堂、 経堂、 星亨墓、 日蓮廟所、 紀伊徳川家墓所、 力道山墓、 大野伴睦墓、 松本幸四郎(白鴎)墓、 河上彦斎の碑、 幸田家墓所、 五重塔、 市川雷蔵墓、 ↓ 東急池上線池上駅<解散> |
【参加費】 | 1000円(資料代) |
【昼食】 | 昼食(弁当)は各自でご持参下さい |
【解散】 | 午後3時頃を予定 |
【諸注意】 | 本日の終了予定時間は午後3時頃ですが、場合によってはもう少し時間がかかることがあります。 途中、車の交通などで危険な箇所がありますので、前後の交通に注意し、なるべく一列になるようにご協力ください。 一番後方にも係員がつきますので、自分の速さで歩いて一日の行程を楽しんでください。 その他、わからないことがありましたら、青い腕章をつけた係員に申し出てください。 |
御塚 | 義興の遺体を沈められた舟で造った棺に納めて葬ったという。 |
御神木 (樹齢700年の欅、上部に宿木が寄生) |
触れると「健康長寿」「病気平癒」の御利益がある。 |
矢守 | 御塚後部に生えている篠竹は、雷が鳴ると割れてしまったという。平賀源内はこの篠竹を使って厄除開運・邪気退散の「矢守」を作って売り出した。これが破魔矢の始まりといわれている。 |
矢口新田神君之碑 | 延享3(1745)年、水戸徳川家支流の松平頼寛の建立。文は服部南郭、書は松下烏石。義興の事跡と神社の由緒を記す。 |
狛犬 | 義興を謀殺した者の一族・血縁者・末裔が来ると雨が降り、狛犬がうなったという言い伝えがある。戦災のため、一体のみ現存。 |
1941年 | 同交会の結成に参加。 |
1942年 | 非推薦で翼賛選挙に立候補するが落選。 |
1945年 | 日本自由党の結成に参加。 |
1946年 | 第22回衆議院議員総選挙に自由党公認で立候補し当選し国政復帰。総裁の鳩山、幹事長の河野一郎が公職追放されたのを受け、党人側から吉田茂のお目付け役として後任の幹事長に就任する。 |
1948年 | 昭電事件に連座し起訴される。 |
1951年 | 昭電事件の裁判で無罪判決。 |
1952年 | 衆議院議長に就任。 |
1953年 | 第5次吉田内閣に国務大臣・北海道開発庁長官として入閣、次いで自由党総務会長に就任。 |
1954年 | 三木武吉と和解し、保守合同を進める。 |
1955年 | 自由民主党結成で総裁代行委員に就任。 |
1957年 | 初代自民党副総裁に就任。 |
1960年 | 岸信介首相退陣後の総裁選出馬を表明したが直前で断念、党人連合を組み石井光次郎を支持したが池田勇人に敗れる。 |
1961年 | 池田に接近し再び自民党副総裁に就任。 |
1964年5月 | 心筋梗塞により73歳にて永眠。 |
幸田露伴 (成行・しげゆき) |
(1867(慶応3)〜1947(昭和22)) 江戸下谷生まれ。東京英学校(青山学院)卒。電信技手、小説家、随筆家。代表作「五重塔」、「風流仏」、「露団々」など。明治20年代は尾崎紅葉とともに紅露時代と呼ばれる。 |
幸田文 | 1904(明治36)〜1990(平成2)) 随筆家・小説家。東京生まれ。女子学院卒。露伴の次女。「流れる」「おとうと」「みそつかす」など。小説家青木玉は娘。エッセイスト青木奈緒は孫。 |
郡司成忠 (しげただ) |
(1860(万延元)〜1024(大正13)) 海軍軍人。江戸生まれ。海軍兵学寮卒。露伴の次兄。千島の探検・開発の先駆者。『北の墓標』(夏堀正元)のモデル。 |
幸田延 | (1870(明治3)〜1946(昭和21)) 音楽家、ピアニスト。東京生まれ。露伴の妹。音楽取調所全科(東京芸術大学)を卒業し、アメリカ、オーストリアに留学。帰国後、東京音楽学校教授。 |
幸田成友 (しげとも) |
(1873(明治6)〜1954(昭和29)) 東京生まれ。歴史家。帝国大学卒。大阪市史編纂。慶應義塾大学、東京商科大学(一橋大学)などで教鞭をとる。 |
幸田成延・猷夫妻 | 成延(今西家より)は元幕府表坊主役、大蔵省官員。猷は和歌、書や和楽の名手。 長男成常(実業家、相模紡績社長)、次男成忠、三男(夭折)、四男露伴、長女延、五男成友、次女幸(安藤幸(こう)、バイオリニスト・音楽家)、六男修造(チェロを学ぶが夭折)を育て上げる。 茂忠長男郡司智麿は外交官。幸の長男高木卓(安藤煕)はドイツ文学者・小説家。その娘の高木あきこは児童文学者。 |